会社員しながら株投資

会社員をしながら株投資をしています。投資を通じて人生が豊かになるよう学んでいくブログです。

2022/3/10 ロシア経済制裁による価格高騰と株式市場に広がる恐怖感

ウクライナ侵攻はいまだ解決に至らず、経済制裁による価格高騰が起きています。インフレが起きながら景気悪化するスタグフレーションへの懸念など、市場の雰囲気はかなり悪くなっています。

そんな最近の情勢について、会社員しながら株投資をしている自分の目線でまとめました。

商品市場価格の急上昇や株価下落で大きな損失を被っている可能性

ロシアのウクライナ侵攻や経済制裁の影響で、原油や金属などの市場価格が急上昇しています。また株価の急落が起きるなど、 市場にきつい状況が続いています。

このような激しい相場環境の中で、大きな損失を被っているファンド、金融機関がいる可能性は十分に考えられます。記事は中国に関する記事ですが、ほかの国でも同じようなリスクはあると思います。

中国、銀行にデリバティブのエクスポージャー報告を要請-関係者 - Bloomberg

 

株式市場の恐怖がかなり高まる

株式市場の心理状態を推測する手段として、fear &greed指数をしばしば見ています。3月8日にはかなり恐怖が高まり15という数字になりました。コロナショック以来の水準へ向けて突き抜けつつある状況になっていました。

https://twitter.com/Kamada3/status/1500874166488027136

最新の指数はここで確認できます↓

Fear & Greed Index - Investor Sentiment - CNNMoney

 

オリックス株(8591)の急落

こちらも3月8日頃、オリックス8591がなんと-7%となりました。その数日前から急落していて、1月の高値からは-25%くらいの下げ。

ずっと下げの理由が気になっていましたが、やっと出てきたニュース記事がこちらでした。航空機リース事業への悪影響懸念だったので、想像はしていた理由でした。その後2日間、株価は急反発しています。

オリックス-急落 航空機リース、相次ぎロシア撤退=日経 - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス

 

韓国の大統領選選挙の結果、保守系候補が勝利

韓国の大統領選の結果、保守系の野党候補が当選しました。ウクライナ情勢のことが連日報道されている中ですが、大きなニュースだと思いました。
北朝鮮への外交方針、米中や日本に対する外交方針にも変化が起きるかもしれないので、しばらく注目したいですね。

韓国大統領に保守系の尹錫悦氏、未来志向の対日関係目指すと表明 - Bloomberg

 

決算 クラウドストライク、マルケタ

米国株のクラウドストライク(CRWD)の決算がありました。良い数字で、株価は上昇しています。

https://twitter.com/us_stock_invest/status/1501695957234188288

米国株のマルケタ(MQ)の決算。こちらも良い結果だったと思います。

https://twitter.com/us_stock_invest/status/1501697956444917761

 

株投資するのに恐怖を覚えてしまうような市場環境ですが、会社員をしながら株投資をしている者は淡々と積み立て投資を続けていくべき時、と思っています。

2022/3/3 原油、天然ガス、小麦、金属などが価格高騰、どんな影響があるか?

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ロシア軍のウクライナ侵攻後、価格高騰が起きています。インフレの加速、金融引き締め加速など株価への影響を気にしています。

最近の情勢について、会社員しながら株投資をしている自分の目線でまとめました。

原油天然ガス、小麦、金属など価格高騰

ロシア軍のウクライナ侵攻、ロシアへの経済制裁の影響を受け、経済への影響が出ることになりそうです。こちらの日経新聞のサイト、チャートが幾つか表示されていて見やすいです。

経済チャートで見る ウクライナショック: 日本経済新聞

 

エネルギー政策の転換

ロシアが産出している原油天然ガスなどを購入できなくなる懸念が生じています。脱炭素を進めているドイツが、やむなくエネルギー政策を転換するというニュースが出ています。

エネルギーの問題はドイツだけでなく各国が見直しを迫られる問題です。

ドイツがエネルギー政策を大転換 ロシアのウクライナ侵攻で | ロイター

 

小麦価格の上昇、食品価格アップへの懸念

ウクライナ侵攻の前から食品価格の上昇は起きていました。

小麦価格の急上昇が、さらなる食品価格アップにつながってしまうと、多くの人の生活に影響が出ます。もし電気代やガス代が上がる、食品価格も上がる・・・となってくると、世界的に社会問題になってしまいます。こうなってしまうと各国政府は、たとえば政策金利の利上げをするなど対応に迫られることになると思います。

 

原油や小麦などの価格については、しばらく注意したいと思います。

 

niohzoh.hatenablog.com

2022/2/28 ロシア軍のウクライナ侵攻、経済制裁

ロシア軍のウクライナ侵攻が起きてしまいました。最近の情勢について、会社員しながら株投資をしている自分の目線でまとめました。

ロシア軍がウクライナへ侵攻、経済制裁

2022年2月24日、ロシアがウクライナへ侵攻しました。懸念が現実になってしまいました。事前の声明のとおり、米・英・EU・日などはロシアへ対する経済制裁を実施。週末の27日には、最も厳しい経済制裁である「SWIFTからの排除」が実施されることになりました。

https://twitter.com/goto_nikkei/status/1497702913933656067

 

ロシア関連の株が下落

ロシアーウクライナ懸念が生じるまではわりと好調だった商社株の株価が下落しました。こちらの記事を参考にすると、三菱商事三井物産はサハリン沖資源開発プロジェクトへの悪影響懸念、JTはロシアでのビジネスへの悪影響懸念などがあります。

JT、トヨタ…ウクライナ侵攻で事業停止相次ぐ - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

経済制裁が長く続きことになる可能性があると思うので、今後もどのような影響があるか注意を払おうと思います。

またロシアの株価指数が大きく下落しているほか、欧州の経済への悪影響も懸念されています。

【欧州市況】株は調整局面入り、ロシア株33%安は過去5番目の大幅安 - Bloomberg

 

利上げ予想が少し後退し、米株価は上昇

3月の米国FOMCで利上げが行われる予定ですが、利上げ幅の予想が少し後退し、0.25%の利上げが優勢となっています。

Countdown to FOMC: CME FedWatch Tool

これが影響しているのか、米S&P500の株価は24日に最初大幅下落して始まった後、その後急上昇になっています。

ちなみにその日、しばしばチェックしているFear & Greed Indexが18をつけており、市場にはかなりの恐怖に傾いていました。

 

2022/2/20 米株投資、利上げ、インフレ、ウクライナ情勢について

私は会社員をしながら株投資をしていますが、ここ最近の情勢(主に米国)について整理しました。金融のプロではないので、難しい話は無しで進めたいと思います。

長期金利は上昇傾向が続く、米株指数への投資はだんだんやり辛い感じに

米国長期金利(10年債)は一時2.0%まで上がりました。上昇傾向が続いていますね。じつは日本の長期金利もじわじわと上がっています。長期金利の上昇は株価への下向きの圧力になると言われているので、マイナス要素です。

NASDAQは投資しづらいチャート(週足)になっています。S&P500もやはり崩れてきたかな・・・と心配になるチャートです。
それから、S&P500のPERを調べてみました。新型コロナ以前は高くても20倍くらいだったようです。この記事を書いている今は19.7倍です。年始の約22倍からだいぶ下がってきましたが、上限水準にいますし、株価とはいつでも下落しうるものなので20%くらいの下落への心構えは常に忘れないようにしたいものです。

米国の3月利上げ予想

3月の米国FOMCで利上げが行われる見込みです。新型コロナ以降、政策金利はゼロ%でしたが、いよいよ利上げです。
その利上げ幅が0.25%となるか、0.5%になるか、市場予想がかなり変動しています。  

https://twitter.com/goto_nikkei/status/1494810207364472842

先週の株式市場はドタバタしている感じがありましたが、このあたりも影響しているんじゃないかと思います。引き続き注意していこうと思います。

インフレが進んでいる

先週、1月の米国PPI(卸売り物価)が発表されました。
結果は9.7%で、インフレが止まらない事を意識させるものでした。

https://twitter.com/goto_nikkei/status/1493578751237816326

この様子では、消費者物価(CPI)もインフレが止まらないことなりそうで心配です。
インフレが続くのなら、利上げは強力に進むことになると思います。

原油価格の高騰がよく言われていますが、食料品の価格も上がっています。日本でも報道が目立つようになりましたが、ガソリン価格は上がり続け、スーパーの食品の値上げが増えてきていますね。すべての人の生活費に影響が出るので、インフレは大きな問題になりやすいです。

ウクライナ情勢

ウクライナ情勢の緊迫感が増しています。

ロシアが超音速兵器の発射演習、G7外相 軍撤収と外交呼びかけ | ロイター

ここでは経済面についてのみ書きますが、もしロシアが行動を起こすと、欧州と米国はロシアへの経済制裁を行うことになりそうです。
原油価格や天然ガスなどのエネルギー価格高騰の懸念に加えて、経済制裁となれば欧州の銀行への悪影響がないかなどの懸念もあります。

 

懸念材料はいろいろありますが、長期積み立て投資にはこの程度の懸念では影響なく、計画通りに進めます。短期投資や個別株投資をするときには、経済情勢やリスクを考えながら投資する必要があるなと思います。

メタバースがもたらしたゲーム関連業界でのうねり

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昨年2021年10月にFacebookが会社名を「Meta」に変更しメタバースに注力と発表したあたりから、メタバースが株式市場でも注目されています。

メタバースがもたらしたうねりの中で、ゲーム関連業界の大きなニュースを取り上げます。なお内容は、ごくごく入門的な簡単な内容です。

 

1.  Facebookメタバースに注力し社名「Meta」に変更

2021年10月にFacebookが社名を「Meta」に変更し、今後はメタバースに注力をすることを発表しました。 

米フェイスブック、社名を「メタ」に変更-イメージ刷新図る - Bloomberg

資金力のあるFacebookメタバース関連に多額の資金を投下することが想定されています。このFacebookの発表が号砲となり、多くの企業や投資家が「メタバース」への参入の動きが出てきています。

 

2.  Microsoftによるゲームソフト会社の大型買収

2022年1月には、Microsoftがゲームソフト会社Activision Blizzardを買収すると発表しました。規模は「687億ドル(約7兆8700億円)」とのことで、大型買収が話題になりました。

マイクロソフト、アクティビジョンを7.9兆円で買収へ-過去最大 - Bloomberg

Microsoftはゲーム事業も行っていますが、メタバースの開発にあたりゲームは欠かせない要素であると考えているようです。

Microsoftはゲーム機Xboxを提供していますが、この競合であるゲーム機Play Sationを提供しているソニーから、同じような買収の発表がされました。

 

3. ソニーがゲーム開発会社を買収

2022年2月に入り、ソニーがゲーム制作会社のBungieを買収すると発表しました。

ソニー、ゲーム開発会社の米バンジーを買収-約4100億円 - Bloomberg

こちらの規模は「36億ドル(4100億円)」ですが、ソニーが行っているゲーム制作会社の買収としてはかなり大きな規模になるそうです。

なおソニーの買収の方は、直接メタバースに触れている情報はあまり見当たりません。

 

4.  まとめ 「メタバース」から大きなうねりが起きているかもしれない

Meta(旧Facebook)のメタバース構築への宣言がきっかけとなって、様々な分野で大きなうねりが起き始めているように思います。

そしてその一つが、ゲーム関連業界であるのは間違いないだろうと考えています。

ゲーム関連企業やアニメなど作品の権利を持っている企業が日本には多くあるので、注目しています。少し調べてみると、以下のような企業があります(※投資推奨ではありません)。

 任天堂バンダイナムコカプコンセガサミースクエニコナミ

 

株価の動きを見ていると個人的には投資タイミングとしてはどうかと思う株もありますが、ニュースや株価の動きなどを時々見ながら、チャンスがないか探ってみたいと考えています。

2021年12月の投資・トレード結果

2021年12月の投資・トレード結果
12月の結果です。
運用金額に対する損益率は、+3.6%でした。
11月の下落から持ち直し、米国S&P500指数が好調だったことや円安が進んでいることもあり、先進国株式や全世界株式は好調でした。それに比べると劣後しているのは、日本株にも投資をしていることや、下落した米国ハイパーグロース・テック株の損切をしたことなどが影響していると思います。

  ※損益は、含み益の増減と実現損益の合算。運用金額は、2021年の初めに設定した金額。

 

<比較参考 過去1ヶ月のリターン>
emaxis slim全世界株式 +5.6%
emaxis slim先進国株式 +6.3% 
emaxis slim新興国株式 +2.0%

 

運用方針の目標と現在の比率の一覧

  1.  長期基盤枠 目標 50~80% → 現在 63% (前月57%) 
  2.  成長育成枠 目標 10~30% → 現在   9%(前月13%) 
  3.  短期投資枠 目標   0~30% → 現在 19%(前月15%)
  4.  予備資金枠 目標 10~40% → 現在 10%(前月16%)

米国ハイパーグロース株が含まれている成長育成枠を一度損切りしたため割合が低下しました。ただ全体的には強気に見ていたので、米国の指数や短期投資に資金を回したので、予備資金枠は減少しています。1月はやや強気でいくつもりです。

 

 過去関連記事  

 niohzoh.hatenablog.com