メタバースがもたらしたゲーム関連業界でのうねり
昨年2021年10月にFacebookが会社名を「Meta」に変更しメタバースに注力と発表したあたりから、メタバースが株式市場でも注目されています。
メタバースがもたらしたうねりの中で、ゲーム関連業界の大きなニュースを取り上げます。なお内容は、ごくごく入門的な簡単な内容です。
- 1. Facebookがメタバースに注力し社名「Meta」に変更
- 2. Microsoftによるゲームソフト会社の大型買収
- 3. ソニーがゲーム開発会社を買収
- 4. まとめ 「メタバース」から大きなうねりが起きているかもしれない
1. Facebookがメタバースに注力し社名「Meta」に変更
2021年10月にFacebookが社名を「Meta」に変更し、今後はメタバースに注力をすることを発表しました。
米フェイスブック、社名を「メタ」に変更-イメージ刷新図る - Bloomberg
資金力のあるFacebookがメタバース関連に多額の資金を投下することが想定されています。このFacebookの発表が号砲となり、多くの企業や投資家が「メタバース」への参入の動きが出てきています。
2. Microsoftによるゲームソフト会社の大型買収
2022年1月には、Microsoftがゲームソフト会社のActivision Blizzardを買収すると発表しました。規模は「687億ドル(約7兆8700億円)」とのことで、大型買収が話題になりました。
マイクロソフト、アクティビジョンを7.9兆円で買収へ-過去最大 - Bloomberg
Microsoftはゲーム事業も行っていますが、メタバースの開発にあたりゲームは欠かせない要素であると考えているようです。
Microsoftはゲーム機Xboxを提供していますが、この競合であるゲーム機Play Sationを提供しているソニーから、同じような買収の発表がされました。
3. ソニーがゲーム開発会社を買収
2022年2月に入り、ソニーがゲーム制作会社のBungieを買収すると発表しました。
ソニー、ゲーム開発会社の米バンジーを買収-約4100億円 - Bloomberg
こちらの規模は「36億ドル(4100億円)」ですが、ソニーが行っているゲーム制作会社の買収としてはかなり大きな規模になるそうです。
なおソニーの買収の方は、直接メタバースに触れている情報はあまり見当たりません。
4. まとめ 「メタバース」から大きなうねりが起きているかもしれない
Meta(旧Facebook)のメタバース構築への宣言がきっかけとなって、様々な分野で大きなうねりが起き始めているように思います。
そしてその一つが、ゲーム関連業界であるのは間違いないだろうと考えています。
ゲーム関連企業やアニメなど作品の権利を持っている企業が日本には多くあるので、注目しています。少し調べてみると、以下のような企業があります(※投資推奨ではありません)。
任天堂、バンダイナムコ、カプコン、セガサミー、スクエニ、コナミ
株価の動きを見ていると個人的には投資タイミングとしてはどうかと思う株もありますが、ニュースや株価の動きなどを時々見ながら、チャンスがないか探ってみたいと考えています。